多様性と調和、ウェルネス

朝晩涼しくなってきましたが、

皆さん、お変わりないでしょうか?

先日、都内での取材の帰りに

色づき始める葉を見つけました! 

季節の変わり目ですね~。


そんな心地よい秋の夕べ、

時折考えるのは、

「多様性と調和」についてです。

先日のオリンピック、

パラリンピックの

大会ビジョンにもなっていましたね。


人は唯一無二の存在で、背景、環境、

思考、趣向、価値観もさまざま。

それぞれに事情を抱えていて、

心身の状態も一定ではありません。

他者と自分に違いがある

というだけでなく、

自分の中にも複数の側面があります。

単に否定や判断するのではなく、

それぞれを認識して

尊重していけるようになれば

ハッピーだなぁと。


コロナ流行の前、心身の

メンテナンスを目的とする滞在旅

「ウェルネス・リトリート」が、

世界的に注目されていました。

この動向は、いつの間にか

ズレてしまった心と身体の

バランスを整えたいという、

人間の本能的な叫びなのかも

しれないと、私は感じていました。


日々の喧騒やストレスフルな

競争社会の中で、物欲を満たすなど、

一過性の喜びを得ても、本当の

安らぎや満足は得られない。

そのことに、気づき始めた人は、

滋味あふれる食事、ヨガ、

パワースポット巡り、

トリートメントなど、五感に響き、

日常をより快適に生きるための

ヒントを得られるウェルネス・

リトリートに注目したのでしょう。


その後、コロナ禍となり、

ウェルネス・リトリートに出かける

ことは難しくなりましたが、

多くの人が自分自身の

体調の変化や本音に、

より向き合うようになりました。


最近では、トップスターや

アスリートたちも、常に最強で

充実しているという姿だけでなく、

持病や心のゆらぎがあることを

公表するようになりました。

自分だけでなく、

どんな人にもバイオリズムがあり、

悩みや不調があるのだと知ることに。


コロナ禍で、日々複雑な思いは

ありますが、多様性と調和、

ウェルネスの観点では、

以前に比べて、他人にも

自分自身にも、配慮や想像力が

もてるムードは広がっている

ように感じています。

この寛容な流れは、より浸透して

いけばいいなぁ~と。

皆さんは、今どんなことを

考えていますか?


Stay Healthy!

心地よい秋時間を☆彡

YUMIKO ITAKURA

Travel & Spa Journalist トラベル&スパジャーナリスト 板倉由未子 新・癒しの地、至福の旅へ